Basic Workflow

Flame2025からレガシーノードになったLens Distortノードに代わるノードになります。Lens Distortノードはデフォルトではノードビンには表示されません。Show Legacy Nodesをアクティブにする必要があります。

フロントクリップに歪みを補正または再度歪ませるクリップを繋ぎ、ModeからUndistort(歪み補正) / Distor(歪み追加)を選択してマニュアルで調整することができます。

レンズグリットクリップを繋ぐことでCalculateボタンがアクティブになります。クリックすると歪み補正 / 歪みを自動で処理することができます。

Detection Lines

フロントクリップだけ接続の場合、ビューポートをフロントビューに切り替えShow Linesボタンをアクティブにすると、アプリケーションによって検出された線が表示します。

Convert to Splinesボタンを実行すると、Calculateボタンがアクティブになります。クリックすると歪みが補正(Undistortの場合)されますが修正する必要があります。

Detection Splines

フロントクリップからのライン検出ではなく新規にスプラインを追加して歪みを補正することも可能です。Calculateボタンはグレーアウトしていますが、その下にあるAdd Splineボタンからスプラインを追加します。

歪みのある部分にスプラインを追加してFinishボタンからスプラインの作成を終了します。

Calculateボタンからほとんどの歪みが補正されます。

Node Preferences > Centerからビューポートにセンターラインを表示。

歪みの中心を調整することもできます。

Post-Distortion Filter Options

フィルターオプションにMitchell-Netravaliが追加されました。これがデフォルトオプションになります。

Output Resolution Option

Lens Distortionノードには3つのアウトプットオプションがあります。デフォルトはAuto Scaleになります。フロントクリップのレゾリューションは2048×1080ですが、Lens Distortionノードのアウトプットレゾリューションは2648×1398です。フロントクリップの全てのピクセルが表示されます。

User Definedはカスタム値に設定することができます。

Same As Frontはフロントクリップのレゾリューションと同じになります。

Return to the Original Distortion

スプラインを追加後に歪みを補正。

Actionノードからオブジェクトを配置。

Lens Distortionノードを複製してActionノードの後に繋ぎます。

手前のLens DistortionノードのSTMap出力を複製したLens DistortionノードのLens Grid入力に繋ぎます。

ModeをDistortに切り替え歪みを戻します。

STMap

Lens DistortionからSTMap / Inverse STMap出力をWritefileノードからエクスポートします。

Batch Node BinからSTMapをBatch Schematicに追加。

STMapノードにフロントクリップとLens DistortionノードからエクスポートしたSTMapを繋ぎます。

再度STMapノードを追加してLens DistortionノードからエクスポートしたInverse STMapを繋ぎます。